知ってほしい「リネンサプライ」

リネンサプライとは

●リネンサプライとは

 一般的なクリーニング業とは違います。
最大の違いは、リネンサプライ事業者がリネン製品の在庫を持つ点です。すなわち、リネンサプライのサービスとは、リネンサプライ事業者が用意したリネン類を、ご契約先に対して貸し出しをすることを言います。
 ご契約者はリネン類を購入する必要がありません。
 事業者は、使用済みのリネン類を、定期的に回収・洗濯仕上げをして納品。
 このサイクルを繰り返すとともに、補修や補充も行います。

●リネン製品とは

「リネン」とは、亜麻の繊維を原料とした織物のことで、日本では、一般的に麻製品全般を指しています。その歴史は、人類最古の繊維と言われるほど古く、天然素材の中でもたいへん上質で高級な素材と言われています。
 また、丈夫で、肌触りもよいため、昔から、シーツなどの寝具類や、レストランのテーブルクロスなどにも、リネン素材が多く使われてきました。
 やがて、長い歴史の中で、シーツや枕カバー、タオル、パジャマなどをベットリネン、テーブルクロス、ナプキンなどをテーブルリネンと呼ぶようになりました。
 今では、麻に限らずそれぞれの用途に最適な素材として、綿や化学繊維が使われるようになり、素材に関係なく、これらを総称して「リネン製品」と呼んでいます。

●リネンサプライサービスの流れ


お客様とリネンサプライ事業者が契約。
ご契約者のご要望を詳しく伺い、リクエストに沿った種類、サイズ、数量のリネン類を事業者が準備。
数量は業務に適したシフト数を用意。

回収したリネン類は、専門のリネンサプライ工場に入荷。
シーツや枕カバー、ふとんカバー、タオル類など、品種別に仕分けされます。

洗いの工程は、専門の大型洗濯機を使用。
適切な温度管理、薬剤管理の元で洗浄・脱水が行われます。
乾燥も、専用の大型乾燥機で行います。

仕上げラインでは、プレス加工などの仕上げ作業と検品を、同時に行います。
回収したリネン類は、連続的に検品され、不具合を発見した場合は、即座に修理・交換を行います。

出荷工程においても、ご契約先にお届けするまでのすべての工程で、徹底した「安心・安全・衛生管理」を行っています。

ご契約者は、ホテル、レストラン、温浴施設、医療施設、エステティックサロンなど。
シーツ、枕カバー、タオル、浴衣、テーブルクロス、ナプキンの他、各種ユニフォームにも対応します。