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●モニター調査
2007.8.3
 
調査要綱

 

(社)日本リネンサプライ協会は、ホテル・旅館等のシーツ・タオル類のリネン品を洗濯サービス付きで貸出す業務を行う企業(リネンサプライヤー)の事業者団体で、全国での会員数が164社に達する業界唯一の団体である。リネンサプライヤーは、日本国内のほとんどのホテル・旅館に対するリネン類の貸出し業務を行っている。
 消費者モニター事業は2000年度から開始し、2007年度で8回目となる。対象地区は従来、関東・近畿において実施してきたが、本年度は東海地区で実施した。当該事業は、真に消費者に必要とされるサービスとは何かを調査することを目的とし、矢野経済研究所のインターネットモニター1,000名に対してアンケートを実施し、500名の回答を得た。今回は第2回アンケートのまとめである。
 
調査結果サマリー

「ホテルや旅館のルームチャージに占めるリネン品の比率」
一流シティホテル1室ツイン料金3万円の部屋で使用されるリネン品一式の金額について、昨年に引き続き『3,000円』との回答が最も多く、20%を超えた。
「ホテル・旅館のタオル類に求めるもの」
タオル類に求めるポイントとしては9割以上が『清潔さ』を挙げ、次いで『肌ざわり』が約80%、『枚数・種類』が約60%となった。
「備え付けてほしいリネン類の枚数」(1人あたり1泊)
宿泊料金1万円未満のホテル・旅館では『バスタオル』『ウォッシュタオル』『浴衣・ガウン』1枚、『フェイスタオル』2枚、1万円以上のホテル・旅館では『浴衣・ガウン』1枚、『バスタオル』『フェイスタオル』『ウォッシュタオル』2枚の希望が多かった。宿泊料金が高額になるほど、より多くの枚数を希望する傾向が見受けられる。3万円以上の宿泊施設では、フェイスタオル3枚以上希望が25%以上であった。
「リネン類の素材(タオル・シーツ)」
タオル・シーツともに『綿・麻などの天然繊維100%』が最も多く、タオルで85%以上、シーツで68%以上となった。
「宿泊施設の評価において、リネン品を重要視するか」
宿泊料金3万円以上の宿泊施設では、リネン品を「重要視する」のが60%以上と最も多く、一方、1万円以下の宿泊施設では「多少気にする」が50%と最も多い。宿泊料金が高くなるほど、リネン品は整っていて当然というイメージが強い。リネン品は宿泊施設に「あって当たり前」「整っていて当たり前」であるからこそ、宿泊施設にとって評価を左右する重要なアイテムであるということが、この調査で明確になった。

●アンケート結果報告
 
■ホテルや旅館のルームチャージに占めるリネン品の割合
「3,000円」の回答が最も多く21.5%となっている。
ルームチャージ(1室ツイン3万円)に占めるリネン品金額



■タオルに求めるもの
ホテル、旅館ともに『清潔さ』『肌ざわり』『枚数・種類』の順となる。宿泊価格が高くなるほど、『肌ざわり』と『枚数・種類』を望む回答が多くなる。
タオルに求めるもの〈2007年〉(ホテル)



タオルに求めるもの〈2007年〉(旅館)



■リネン類の室内設置希望枚数(1人1泊分)
1万円未満のホテル・旅館では『フェイスタオル』以外が『1枚』が最も多い。宿泊価格が高額になるにつれ、希望枚数は増えているのがわかる。
バスタオル 希望枚数(ホテル)



フェイスタオル 希望枚数(ホテル)



ウォッシュタオル 希望枚数(ホテル)



浴衣・ガウン 希望枚数(ホテル)



バスタオル 希望枚数(旅館)



フェイスタオル 希望枚数(旅館)



ウォッシュタオル 希望枚数(旅館)



浴衣・ガウン 希望枚数(旅館)



■リネン類を2枚以上希望する理由
バスタオル 複数枚希望の理由

■バスタオル(その他の理由)
・お風呂に入るたびに乾いたタオルがあるとうれしい
・混浴の旅館の場合、バスタオル巻きで入浴する時があるから体を拭くタオルが無い
・子どもがいるときいろいろと便利だから
・手で下着を洗ったりした時に挟んで水を吸い取るため、一枚多くあると良い


フェイスタオル 複数枚希望の理由

■フェイスタオル(その他の理由)
・一度使用すると湿っぽいから
・顔と手と分けたい
・部屋の中の場所によって、置いておきたいので


ウォッシュタオル 複数枚希望の理由

■ウォッシュタオル(その他の理由)
・水周りの水はねを拭きたい
・一度使用すると湿っぽいから
・ウォッシュタオルは比較的よく使用するので1枚目がかなり湿ってしまった場合は2枚目を使用したいから
・朝使いたいとき乾いていないと嫌


浴衣・ガウン 複数枚希望の理由

■浴衣・ガウン(その他の理由)
・くつろぎ用、寝る時用に着替えが欲しい
・サイズやデザインが選べると嬉しい
・汗をかいた時に着替えたいから
・寝た後などしわが気になるので着替えたい
・朝ちがう浴衣に着替えて外に出たいから
・朝風呂のあと着替えられたらうれしい
・旅館ではお風呂に何度も入ることがあるので
・浴衣とガウンの両方が欲しい


■リネン類の素材
タオル素材・シーツ素材ともに『天然繊維100%』が過半数を占めており、次点の『特にこだわらない』に大きく差をつけている。
タオル素材



シーツ素材



■宿泊施設の評価においてリネン類を重要視するか
宿泊価格が高くなるほどに『重要視する』の割合が高くなる。1万未満の宿泊施設では『多少気にする』が最も多い。
宿泊施設評価におけるリネン評価(バスタオル)



宿泊施設評価におけるリネン評価(フェイスタオル)



宿泊施設評価におけるリネン評価(ウォッシュタオル)



宿泊施設評価におけるリネン評価(浴衣・ガウン)



宿泊施設評価におけるリネン評価(シーツ)



■ホテル評価におけるリネン類の評価(宿泊施設別)
価格帯別でリネンの重要視の度合いが違うことがはっきりとわかる。
ホテル評価におけるリネン類の評価【1万円未満のホテル】



ホテル評価におけるリネン類の評価【1〜3万円のホテル】



ホテル評価におけるリネン類の評価【3万円以上のホテル】



ホテル評価におけるリネン類の評価【1万円未満の旅館】



ホテル評価におけるリネン類の評価【1〜3万円の旅館】



ホテル評価におけるリネン類の評価【3万円以上の旅館】



■連泊の際のリネン交換
エコがブームだとはいえ、やはり宿泊サービスの一環として『毎日交換したい』という回答が過半数を占める。
連泊の際のリネン交換頻度



■リネン類の色の好み
タオルでは宿泊価格帯に関わらず、『白』の支持率が高い。
タオルの色(1万円未満のホテル)

好みの色
割合
理由
1
75.9%
清潔感がある、汚れがすぐわかる、定番
2
特になし
13.5%
清潔であれば何色でも良い。安いホテルはなんでも良い。
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
4.3%
温かい感じがする、見た目が良い、落ち着いた感じがする
4
淡い色
1.8%
落ち着く、かわいい感じがする
5
ピンク
1.3%
かわいい、色が好き
6
水色
1.2%
清潔感がある、爽やかな印象
その他:青、グリーン、ブラウン、グレー、濃い色 など


タオルの色(1〜3万円のホテル)

好みの色
割合
理由
1
67.6%
清潔感がある、汚れがわかる
2
特になし
13.1%
清潔であればこだわらない、そのホテルらしいものなら良い
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
8.4%
清潔感と温かみを持つ、高級感がある
4
白もしくは淡い色
3.4%
清潔感と高級感
5
ピンク
2.7%
かわいい、優しい、好きな色
6
赤・黒などの濃い色
1.5%
汚れが目立たず、高級感がある
7
水色
1.5%
清潔な感じ
8
淡いピンクかブルー
1.2%
かわいい、オシャレ
その他:グレー・刺繍や模様入りなど


タオルの色(3万円以上のホテル)

好みの色
割合
理由
1
53.1%
清潔感がある。汚れがすぐわかる
2
特になし
13.4%
清潔であればよい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
11.4%
品がよく高級感がある、やわらかい感じがする
4
白もしくは淡い色
4.8%
清潔感と高級感
5
ピンク
3.9%
好きな色、かわいい、普段使わないから
6
濃い色:黒・紺・紫など
2.9%
高級感、ラグジュアリーな感じ
7
パステルカラー
2.7%
清潔さもわかり、かわいい
8
水色
2.0%
さわやか、清潔感がある
9
グリーン
1.4%
さわやか、高級感
10
茶色
1.0%
高級感
その他:色を選べる、部屋にあった色、青、グレー、ゴールド、シルバー


タオルの色(1万円未満の旅館)

好みの色
割合
理由
1
77.0%
清潔感、汚れがすぐわかる
2
特になし
13.8%
安い旅館なら文句はいえない。使えればよい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
4.3%
清潔感、心地よい色、落ち着いた色
4
ピンク
1.2%
好きな色、やすらぐ
5
水色
1.2%
清潔感、爽やか
その他:白もしくは淡い色、青、グリーン、オレンジ、グレー


タオルの色(1〜3万円の旅館)

好みの色
割合
理由
1
72.5%
清潔感、汚れがすぐわかる
2
特になし
13.7%
清潔であればよい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
5.2%
清潔感、高級感、温かい感じ
4
白もしくは淡い色
4.2%
清潔感、高級感、落ち着く
5
水色
1.5%
清潔、爽やか、高級そう
6
ピンク
1.0%
好きな色、安らぐ
その他:青、濃い色、オレンジ、グリーン


タオルの色(3万円以上の旅館)

好みの色
割合
理由
1
65.7%
清潔感、汚れがすぐわかる
2
特になし
14.5%
清潔であればよい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
10.3%
落ち着いた色合い、高級感、清潔感
4
白もしくは淡い色
3.8%
爽やか、高級感、部屋とのコーディネイト
5
淡色系
2.4%
かわいい、高級感、おしゃれ
6
水色
1.6%
優しい色合い、好きな色
7
ピンク
1.0%
好きな色、安らぐ
その他:グリーン、シルバー、和柄・チェック、部屋にあった色、旅館にあった色など
ただし、宿泊価格帯が上がるにつれ『白』と回答した人の割合が少なく、他の色を挙げる回答が多くなってくる。


タオルの色の好み



■シーツの色の好み
シーツの色においても、価格帯の別に関わらず『白』の回答が最も多い。
シーツの色(1万円未満ホテル)

好みの色
割合
理由
1
75.6%
清潔感がある、汚れがすぐわかる
2
特になし
17.1%
清潔であれば良い、安いので期待しない
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
4.0%
落ち着く、清潔感がある
4
白もしくは淡い色
1.3%
清潔感がある
その他:淡い色、濃い色、白以外、ピンク


シーツの色(1〜3万円ホテル)

好みの色
割合
理由
1
69.2%
清潔感がある、汚れがすぐわかる
2
特になし
17.6%
部屋の雰囲気にあえばよい、清潔であれば良い
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
6.1%
落ち着く、爽やか、清潔感がある
4
白もしくは淡い色
2.7%
清潔感があり、高級感もある
5
淡い色
1.9%
落ち着く、清潔感と高級感
それ以外:インテリアに合った色、リゾート風模様、ピンク、白以外


シーツの色(3万円以上ホテル)

好みの色
割合
理由
1
60.3%
清潔感がある、汚れがすぐわかる
2
特になし
18.8%
清潔なはずなのでオリジナルの色でよい、清潔であれば良い
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
8.0%
落ち着く、温かい感じ、高級感
4
淡い色
3.3%
かわいらしい、落ち着く、温かい感じ
5
白もしくは淡い色
3.1%
清潔感、高級感、落ち着く
6
ピンク
1.0%
高級感、やすらぐ
7
茶色
1.0%
モダンな感じ
それ以外:部屋やインテリアと合った色、シルバー、黒、柄物、青


シーツの色(1万円未満旅館)

好みの色
割合
理由
1
78.2%
清潔感がある、汚れがすぐわかる
2
特になし
17.3%
清潔であればよい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
1.5%
落ち着く
4
白もしくは淡い色
1.2%
清潔感がある
5
淡い色
1.2%
落ち着く
その他:緑、茶色


シーツの色(1〜3万円旅館)

好みの色
割合
理由
1
75.4%
清潔感がある、汚れがすぐわかる
2
特になし
18.0%
清潔であればよい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
2.4%
落ち着く、柔らかい、清潔感
4
白もしくは淡い色
1.9%
清潔感
5
淡い色
1.0%
落ち着く、爽やか
その他:模様、ピンク、白以外


シーツの色(3万円以上旅館)

好みの色
割合
理由
1
70.1%
清潔感がある、汚れがすぐわかる
2
特になし
18.8%
部屋に合うものであれば良い
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
4.3%
清潔感、高級感、落ち着く
4
淡い色
1.5%
高級感、清潔感、落ち着く
5
白もしくは淡い色
1.4%
高級感、清潔感
6
水色
1.2%
爽やか、落ち着く
その他:緑、茶色、白以外、ピンク、黒
シーツにおいても、宿泊価格帯が上がるにつれ『白』と回答した人の割合が少なく、他の色を挙げる回答が多くなってくる。


シーツの色の好み



■浴衣・ガウンの色の好み
浴衣・ガウンでは、1万未満の宿泊施設では『白』が最も多いが、1万円以上の宿泊施設では『白』はトップではなかった。
浴衣・ガウンの色(1万円未満ホテル)

好みの色
割合
理由
1
36.3%
清潔感がある、汚れがわかりやすい
2
特になし
33.4%
清潔であればよい、透けなければよい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
16.5%
清潔感、透けない、汚れが目立たない、温かみがある
4
柄物
4.6%
無難、透けない、清潔感
5
ピンク
2.0%
かわいい、くつろげそう
6
淡い色
1.7%
清潔感、透けない、かわいい
7
1.5%
無難、落ち着く
8
水色
1.0%
無難、普通っぽい
その他:紺、青、黒


浴衣・ガウンの色(1〜3万円ホテル)

好みの色
割合
理由
1
特になし
36.4%
清潔で肌触りがよければ色はこだわらない
2
35.3%
清潔感がある、汚れがわかりやすい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
9.1%
清潔そう、温かみがある、透けにくい
4
ピンク
4.6%
おしゃれ、かわいい
5
淡い色
3.7%
清潔そう、かわいい、透けない
6
紺色
2.5%
透けない、おしゃれ
7
2.3%
落ち着く、さわやか、清潔感がある
8
柄物
1.8%
着やすい、かわいい
9
白もしくは淡い色
1.4%
透けない、かわいい、清潔感がある
10
水色
1.1%
さわやか、優しい色
その他:選べる、ワインレッド、黒


浴衣・ガウンの色(3万円以上ホテル)

好みの色
割合
理由
1
特になし
36.2%
ホテルに合ったものであればよい
2
29.2%
清潔感がある、汚れがわかりやすい
3
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
9.9%
清潔感、高級感、落ち着く
4
ピンク
5.5%
好きな色、かわいい、着てみたい
5
3.1%
透けない、おしゃれ
6
2.6%
おしゃれ、高級感、かっこいい
7
柄物
2.4%
着やすい、清潔感がある、高級感
8
淡い色
1.9%
清潔感、かわいい、透けない
9
紺色
1.9%
透けない、おしゃれ
10
選べる
1.7%
楽しみたい、好みのものを選びたい
11
白もしくは淡い色
1.4%
清潔感、高級感、かわいい
12
水色
1.2%
さわやか、落ち着く
13
ワインレッド
1.2%
高級感
その他:茶色、赤、グレー、濃い色


浴衣・ガウンの色(1万円未満旅館)

好みの色
割合
理由
1
50.5%
あればよい、清潔であればよい
2
特になし
27.3%
こだわらない、期待しない、あれば良い
3
紺色
6.7%
涼しげ、透けない、おしゃれ
4
柄物
5.0%
旅館らしさ、昔ながらの柄
5
2.9%
落ち着く、無難
6
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
1.7%
おしゃれ、清潔感、落ち着く
7
ピンク
1.5%
かわいい、おしゃれ
8
淡い色
1.4%
清潔感、透けない
9
水色
1.2%
さわやか、落ち着く
その他:赤、ワインレッド、選びたい、黒、濃い色


浴衣・ガウンの色(1〜3万円旅館)

好みの色
割合
理由
1
特になし
36.5%
綺麗であればよい、肌ざわりがよければよい
2
24.1%
清潔感がある、汚れがすぐわかる
3
9.9%
清潔感、透けない
4
柄物
8.8%
おしゃれ、落ち着く、かわいい
5
4.0%
無難、落ち着く
6
ピンク
3.9%
女性らしい、かわいい、やさしい、おしゃれ
7
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
3.0%
清潔感、おしゃれ、高級感
8
選べる
2.7%
賛沢な気分、楽しめる、うれしい
9
淡い色
1.3%
透けない、清潔感がある
10
水色
1.2%
清涼感、おちつく
その他:ワインレッド、茶色、赤、緑、黒


浴衣・ガウンの色(3万円以上旅館)

好みの色
割合
理由
1
特になし
37.4%
その旅館ならではのものが良い、おまかせ
2
21.4%
清潔感、安心感
3
柄物
8.1%
季節感、高級感、旅館のイメージとして定番
4
7.0%
透けない、涼しげ、スリムに見える、高級感
5
選べる
5.6%
楽しい、透けない、賛沢、高級感
6
ピンク
4.7%
かわいい、きれい、落ち着く
7
アイボリー・ベージュ・
クリーム色
3.5%
清潔感がある、温かみがある、透けにくい、高級感
8
3.5%
落ち着く、無難
9
1.6%
おしゃれ、かわいい、好きな色
10
白もしくは淡い色
1.4%
シンプル、清潔感がある
11
1.2%
高級感、かっこいい
その他:ワインレッド、水色、茶色、濃い色
浴衣・ガウンでは、宿泊価格帯が上がるにつれ、『白』と回答した割合が少なくなり、色物・柄物を挙げ、高級感を求める割合が多くなる。


浴衣・ガウンの色の好み



リネンサプライヤーへの意見(一部抜粋)

ある程度の価格がする宿泊施設ではかなりリネン類が評価のポイント(差別化ポイント)になると思います。安い施設でもより いいものが提供されると最高です。
いつもキレイなリネン用品を使っているので、さすがだなと思います。ただ、これぐらいならわからないだろうという程度のしみ も、使う方としてはすごく不快なので、やめて欲しいです。
いつも清潔なリネン類を提供していらっしゃって、不愉快な思いをしたことも、話を聞いたこともないのは素晴らしいと思いま す。
ガウンや浴衣のサイズがもっと小さいものもあるといいなと思います。
かすかにいい匂いがするリネンとかが好みの香りで選べたら面白いかも。
シーツの素材を、夏場は汗を吸収しやすいタオル地にしてみたり、季節によって変えてもいいと思う。
どこかのホテルに泊まったときに、取り替えられたベットシーツなどの枕元に「私がベットを整えさせていただきました」のようなメモがあったような記憶があります。なんかそういうサービスがすごく気持ちよかったです。そんな感じで業者も「私どもがサービスを提供させていただきました」のようなメッセージを伝えたらよいのかもしれないと思いました。
どこのホテルに行っても似た様な感じなので、ホテルの独自性があればホテルを選ぶ楽しみが増えると思う。(かわいい感じ、 ゴージャスな感じなど)ある程度値が張るホテルでは香りや素材等、非日常を味わいたい。
バスタオルがフカフカしてたら気持ちが良いな〜と思います。そういう部分でも「旅行で非日常を味わう」という感じが嬉しかったりするので、これからも清潔で使用感の良いリネンを提供して欲しいと思います。
リネンが気持ちよく使えるとすごく気分がよくなるし、逆だと二度と泊まりたくないと思うほど、利用者にとっても、また宿泊施設にとっても大切なものだと思うので、これからも更に改善向上に努めていただきたいと願っています。
リネンサプライヤーについてあまり認識がありませんでした。タオルはリースだと思っていましたが、ほとんどのリネンはリネンサプライヤーがやっているのですね。これからはリネンサプライヤーのこともあたまに入れてホテルや旅館のリネンを眺めてみたいです。
最近、いろいろな会社の偽装が話題になっているので偽装をすることなく、清潔なリネン品を提供してほしい。
使うからには枚数に制限なく自由に使いたい、というのが本音です。質はどうしても宿泊施設のランクによって変ってしまうと思いますが、濡れた後の乾き方やその後の肌触りは結構重要だと思います。
誠実な仕事を望みます。客は使用するリネンの清潔さを信じ切って利用するので、確実に清潔なものを用意して頂きたいと思います。
当たり前に利用しているリネン類に関し、今回のアンケートで再認識する良い機会でした。調度品や料理は尚のこと、リネン類は宿泊客にとって快適な時間を過ごせる重要なアイテムですので、一層のサービス向上を期待しています。
日本のリネン類は世界一レベルが高いと思う。どんな安宿でも清潔なタオルはついているから。
旅先での、タオルやベッドのシーツのことは、旅の思い出のほんの一部にすぎないけれど、ふわふわなタオルや綺麗な浴衣や、やわらかいシーツがお部屋に用意されてるだけで、結構その旅はイイ思い出になるかと思います。凝ったものは特に必要ではなく、綺麗でシンプルが一番かと思います。


アンケートの結果

「消費者モニター事業」は2000年度から開始して、2007年度は第8回目の調査事業となる。対象としたモニターは東海地区在住の25〜35歳までの女性。2006年6月に第1回調査を実施し、その結果を集計した。第1回アンケートの回答者は1,000名。第2回は500名。
2007年7月に実施した第2回調査は、「ホテルや旅館のルームチャージに占めるリネン品の比率」、「タオル・シーツ類の素材や色・枚数について」、「ホテルや旅館の評価とリネン類の重要度」、「ホテルや旅館で好印象・悪印象を感じたリネン品とその理由について」の4項目。
第1回調査と同様、ホテル・旅館の価格帯区別(1万円未満、1万円以上3万円未満、3万円以上)を設定し、宿泊施設価格帯別のリネン品に対する意識の違いも調査した。
以下は第2回アンケートの各設問と内容の解説である。
「ホテル・旅館のルームチャージに占めるリネン品の比率」
一流ホテル1室ツイン料金3万円の部屋で使用されるリネン品が「バスローブ2枚・バルタオル4枚・ウォッシュタオル2枚・浴衣2枚・フェイスタオル4枚・バスマット1枚・シーツ4枚、ピロケース4枚」の場合、リネン品一式の金額はどのくらいかと質問したところ、最も多い回答は『3,000円』で21.5%(前回実施の首都圏での数値は25.7%)だった。次いで『1,500円』(11.2%)、『2,100円』(9.9%)と続く。
「ホテル・旅館のタオル類に求めるもの」
価格帯・宿泊施設の別に関わらず、最も多い回答は『清潔さ』であった。3万円未満のホテル・旅館では95%以上、3万円以上のホテル・旅館でも88%以上が『清潔さ』を挙げた。次いで『肌ざわり』で1万円以上の宿泊施設では85%以上、1万円未満の宿泊施設で78%以上、『枚数・種類』で3万円未満の宿泊施設が55%以上、3万円以上の宿泊施設で60%以上の回答を得た。宿泊金額が高くなるほどに、肌ざわりやデザイン・色、枚数・種類を求める傾向が強い。
「1人1泊あたりにリネン類を何枚希望するか」
1万円未満の宿泊施設では、半数以上が『浴衣・ガウン』『バスタオル』『ウォッシュタオル』で「1枚」、『フェイスタオル』で「2枚」と回答し、1万円以上の宿泊施設では半数以上が『バスタオル』『フェイスタオル』『ウォッシュタオル』で「2枚」、『浴衣・ガウン』で「1枚」と回答した。
宿泊金額が高くなるほどに、備え付け枚数が増える傾向が強い。
「リネン類を複数枚希望する理由」
◎バスタオルを複数枚希望する理由
『朝晩別のタオルを使用したい』(88.2%)、『枚数が少なくて不自由な思いをした』(33.8%)、『何枚も使えるとリッチな気分』(23.9%)となり、特に温泉旅館においては「温泉に入るたびに新しいものを使いたい」という回答があるように、より多くの枚数を希望する人が多い。
◎フェイスタオルを複数枚希望する理由
『朝晩別のタオルを使用したい』(80.9%)、『洗顔用と洗髪後などの用途別に使う』(58.9%)、『枚数が少なくて不自由な思いをした』(38.5%)と、用途・使用時間でその都度新しいタオルを使用したいという要望が強い。
◎ウォッシュタオルを複数枚希望する理由
『朝晩別のタオルを使用したい』(82.6%)、『枚数が少なくて不自由な思いをした』(38.3%)、『追加をもらえないときがある』(20.2%)で、こちらも朝晩で使い分けたいとの要望が強い。
◎浴衣・がウンを複数枚希望する理由
『入浴前後で着替えたい』(70.7%)、『取り替えてもらえないときがある』(27.7%)、『普段着ないから何度でも着たい』(15.3%)で、その他回答では「サイズ違い・デザイン違いがあるとよい」「くつろぎ用と就寝用に分けたい」「浴衣とガウンの両方欲しい」と、使用用途・使用時間帯によって使い分けたいという要望が強い。
「タオルやシーツの素材」
タオル・シーツともに、『綿・麻などの天然繊維100%』と回答した人が多く、タオルでは85.1%(前回85.3%)、シーツでは68.8%(同77.8%)だった。圧倒的に天然繊維に人気があった。
「リネン類の色の好み」
リネン類の色の好みは、タオル・シーツ・浴衣ともに『白』が多かったが、宿泊施設の価格帯の違いにより、色の好みにも違いが現れている。安価な宿泊施設ほど『白』が多く、高価な宿泊施設になると色柄物の回答が多くなってくる。
◎タオルの色の好み
1万円未満の宿泊施設では『白』(ホテル75.9%、旅館77.0%)が圧倒的に多く、次いで『特になし』(ホテル13.5%、旅館13.8%)であった。
1万以上3万円未満の宿泊施設では『白』(ホテル67.6%、旅館72.5%)、3万円以上の宿泊施設では『白』(ホテル53.1%、旅館65.7%)となり、宿泊価格が高額になるほど、『白』の回答割合が低くなり、他の色を挙げる回答者が多くなっている。
◎シーツの色の好み
価格帯に関わらず、いずれも『白』の回答が多い(60%超)が、シーツもタオルと同様、宿泊価格が高額になるほど、『白』の回答割合が低くなり、他の色を挙げる回答者が多くなっている。
◎浴衣・ガウンの色の好み
1万円未満の宿泊施設では『白』が最も多い(ホテル36.3%、旅館50.5%)であるが、1万円以上3万円未満の宿泊施設では『特になし』(ホテル36.4%、旅館36.5%)、3万円以上の宿泊施設でも『特になし』(ホテル36.2%、旅館37.4%)となっている。『特になし』の回答には、「“ホテルに合ったもの”“肌ざわりのよいもの”であれば色にはこだわらない」というものが数多く見受けられた。また、宿泊価格が高くなるにつれ、『柄物』『(自由に)選べる(ように様々な色を用意してほしい)』という回答が多くなる。
「ホテルの評価をする際、リネン品を重要視するか」
こちらも、宿泊施設の価格帯の違いにより、重要視の度合いが変わっている。高価な宿泊施設ほど『重要視する』割合が高く、安価な宿泊施設ほど『あまり気にしない』の割合が高い。
◎1万円未満のホテル・旅館
バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオル、浴衣・ガウン、シーツともに『多少気にする』の回答が最も多く、ホテル・旅館ともに50%超となった。次いでほぼ同率で『重要視する』と『あまり気にしない』が20〜30%で並んでいる。
◎1万円以上3万円未満のホテル・旅館
バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオル、浴衣・ガウン、シーツともに『多少気にする』と『重要視する』がほぼ同率の40〜50%である。
◎3万円以上のホテル・旅館
バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオル、浴衣・ガウン、シーツともに『重要視する』が最も多く、ホテル・旅館ともに60〜70%となっている。次点の『多少気にする』は25〜30%と大きく差がついており、3万円以上の宿泊施設においては、リネン類はかなり『重要視』されていることがわかる。
「連泊の際、毎日リネン類を交換しなくても良いと思うか」
連泊の際も『毎日交換したい』(68.5%)という回答が最も多く、次いで『毎日でなくても良い』(24.8%)となった。「宿泊をするのであれば、やはり毎日交換してほしい」という回答が多い。
「ホテルや旅館で好印象もしくは不愉快を感じたリネン類とその理由」
好印象だったリネン類は『タオル・タオル類』(55.7%)、『浴衣』(19.0%)、『シーツ』(13.5%)、『ガウン』(11.8%)であった。良かった理由は「枚数が多かった」「質が良かった」など。
 悪印象だったリネン類は『タオル・タオル類』(60.5%)、『シーツ』(27.0%)、『浴衣』(11.6%)であった。主な理由は「汚れていた」「湿気ていた」「枚数が少なかった」など。
「リネンサプライヤーへの意見・希望」
今年、特徴的だったのが「様々な偽装事件が発覚しているが、リネンサプライヤーは清潔一番でごまかしのない仕事をお願いします」といった主旨のものだった。宿泊の楽しみの一つ、また宿泊施設の印象を左右するアイテムの一つとして、リネン類の重要さを確認した回答が多く見受けられた。このように、リネン類は宿泊施設にとって必要不可欠なものであり、整っているかどうかによって、宿泊施設そのものの評価・印象をも左右する重要アイテムであることがわかった。
 
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TEL 03-3666-6571 FAX 03-3666-6572

<調査協力>株式会社 矢野経済研究所 生活産業調査本部 松井・安藤
TEL 03-5371-6918 FAX 03-5371-6959