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「消費者モニター事業」は、2000年度から開始して、2006年度は第7回目の調査事業となる。対象としたモニターは首都圏在住の25〜35歳までの女性。2006年7月に第1回調査、9月に第2回調査を実施し、その結果を集計した。
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2006年7月に実施した第1回調査は、「宿泊について」、「宿泊で重視するポイント」、「リネン品について」、「ゆかたの着用等について」、「備品の認知度・利用意向」、「お気に入りのホテル・旅館名とその理由」の6項目。
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2006年9月に実施した第2回調査は「ホテルや旅館のルームチャージに占めるリネン品の比率」、「ホテル・旅館のタオル類に求めるもの」、「タオル・シーツ類の素材や色、ロゴ等について」、「ホテルや旅館の評価とリネン類の重要度」、「ホテルや旅館で好印象を感じたリネン品とその理由について」の5項目。
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年間の宿泊回数
ホテルの宿泊回数は『1回』30.2%(前回17.8%)、『2回』25.2%(同25.8%)、旅館は『1回』60.4%(同36.0%)との回答を得た。それに伴い「3回以上」宿泊する割合が減少しており、今年度の結果ではホテルが「7回以下」が全体の93.4%(前回88.0%)、旅館は「3回以下」が93.9%(同77.3%)となった。
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お気に入りのホテル・旅館と宿泊目的
お気に入りのホテルでは、ディズニーシー・ホテルミラコスタ、日航ホテル、プリンスホテル、ロイヤルパークホテル、インターコンチネンタルなどの都内シティホテルが上位を占めた。また、宿泊の目的は『遊び』83.2%(前回82.4%)となっている。
年に数回利用するホテル・旅館には、「のんびり、ゆったりできる雰囲気」を味わうためにプライベートで訪問している様子がうかがえる。
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宿泊先のポイント
宿泊先を選定するポイントでは、シティホテルでは『料金』70.5%(前回72.6%)、『立地・ロケーション』47.1%(同44.3%)、ビジネスホテルでは『料金』87.5%(同82.2%)、『交通の便』72.3%(同58.0%)、旅館では『食事』79.3%(同71.9%)、『料金』57.0%(同59.9%)であり、宿泊施設タイプ別で選ぶポイントが異なっていることがわかる。シティホテルではサービス面でのバランスの良さ、ビジネスホテルでは料金と利便性、旅館には食事を中心としたサービスとであり、前年と比較してもその傾向が強まっていることがうかがえる。
また、客室の中で重視するポイントにおいては、いずれにおいても「浴室の清潔さとリネン類」が最も多い回答となった。宿泊施設のタイプは異なっても、リネン類に対する要望は強いという結果が表れている。
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リネン類の認知度と利用
シティホテル・ビジネスホテルのいずれにおいても、タオル類の設置認知度・及び利用意向は100%に近い数値を得ている。また、浴衣も約8割が設置を認知し、かつ利用をしている。
旅館での浴衣は「旅館といえば浴衣」という認識が強く、着用率も75.0%(前回71.2%)と高い。荷物になるため持参しないことや、宿泊先でくつろぐために使用するリネン類は、利用率が前年と比較して増加している。
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リネン品の清潔度
利用意向も高く、客室の中でも重視されているリネン類は、十分な清潔さが要求されており「時々確認しながら使用」54.3%(前回47.5%)と、リネン類の清潔さを不安視する比率が高まってきている。利用意向が高く、目にふれる機会も多く、直接肌に触れるものであるために清潔度には高い関心が寄せられている。リネン類はその清潔度や品質で、宿泊施設の評価を左右することもある重要なアイテムであるといえる。
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リネン類の価格
第1回アンケートにおいてバスタオル1枚のリネンサプライ料金を質問したところ、『51〜100円』32.7%(前年29.7%)、『31〜50円』23.6%(同26.4%)との回答が多くよせられたが、前回と比較し「100円以下」と回答した割合が増えていた。
しかし、第2回アンケートでは、一流ホテル1室ツイン料金3万円の部屋で使用されるリネン品が「バスローブ2枚・バスタオル4枚・ウォッシュタオル2枚・浴衣2枚・フェイスタオル4枚・バスマット1枚・シーツ4枚・ピロケース4枚」の場合、リネン品一式の金額がいくらになるかを質問したところ、最も多い回答は『3,000円』が25.7%(前年22.9%)と全体の約4分の1を占めた。次いで多い回答が『1,500円』『6,000円』の8.8%(前年:1,500円は10.4%、6,000円は4.7%)であった。宿泊する上で必要不可欠なリネン類にかかる費用は、その宿泊代金の1割・もしくはそれ以上と回答した割合が高かった。
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タオルに求めるもの/タオル・シーツ類の色・素材・ロゴ
宿泊施設備え付けのタオル類に求められているものは『清潔さ』46.8%(前年46.4%)が最も多く、次いで『肌ざわり』27.2%(同28.0%)と続く。前年に引き続き、清潔さを重視するという回答結果となった。
また、タオルやシーツの色も「清潔さを感じる」という理由でタオルは『白』87.6%(前年80.2%)、シーツでも『白』89.8%(前年85.5%)が選ばれている。前年と比較しても『白』を望む声が高くなっている。また、タオルの『白以外』ではベージュ・ピンク・ブルー・グリーンなどで「淡い色で柔らかい感じ」を、シーツの『白以外』ではブルー・グリーンなど「爽やかさ」を求める声が寄せられた。
素材では、タオルは『綿・麻などの天然素材100%』85.3%(同84.9%)、シーツも『綿・麻などの天然素材100%』77.8%(同76.5%)が最も多い回答だった。この理由としては「吸水性がよい」「肌ざわりがよい」「安心」などが挙げられた。
ロゴに関しては、タオル、シーツ、浴衣・ガウンともに『どちらでもよい』が最も多かった。タオル58.0%(同57.7%)、シーツ66.1%(同60.1%)、浴衣・ガウン56.1%(同52.6%)と、いずれにおいても前年比増の回答を得た。『あったほうがよい』理由としては「高級感を感じる」「サービスに責任を持っている」「印象に残る」などの回答、『ないほうがよい』理由としては「安っぽくみえる」「無駄・必要ない」「肌ざわりが悪い」などの回答、『どちらでもよい』の理由は「気にしない」「見ない」「関心がない」などの回答が寄せられた。
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ホテルや旅館の評価とリネンの重要度・リネンの印象
ホテルや旅館を評価する時、リネン類を重視するかという問いに対しては『多少気にする』が最も多く56.9%(前年62.8%)、次いで『重要視する』28.2%(同24.5%)、『あまり気にしない』12.9%(同10.8%)と続く。『重要視』『多少気にする』をあわせて約85%がリネンの重要度が高いと感じているという結果となった。
ホテルや旅館で好印象だったリネン類では『タオル・タオル類』が27.8%(前年23.7%)、
次いで『バスタオル』12.5%(同15.1%)、『浴衣』10.0%(同7.2%)となった。好印象だった理由として「清潔だった」「枚数が多かった」「高級感があった」などの回答が寄せられた。
また、不愉快だったリネン類でも『タオル・タオル類』が24.3%(同19.4%)と最も高く、前年と比較しても回答者の比率が高い結果となった。次いで『シーツ』14.1%(同12.1%)、『バスタオル』9.2%(同9.2%)と続いた。不愉快だった理由としては「臭い」「清潔さがない」「枚数が足りない」「品質が悪い」などが挙げられていた。
これらの回答から見ても、宿泊先の印象も左右してしまう可能性となりうるのがリネン類であり、「リネン類の清潔感や質=宿泊先のサービスの質」と印象付いてしまうといえる。
平成18年度「第7回アンケート」は、備品としての認知度も高く、利用意向も高いリネン類は、宿泊施設の印象や評価を左右することもある重要なアイテムであることが再確認された結果となった。
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